特別収容プロトコル:


SCP-■■は寝室内のキャットフードで裏張りされた収容室内で、常時ネコ缶で武装した少なくとも2名のレベル5以上の職員によって警備され続けなければなりません。
SCP-■■-Jが自らの耳を掻き始めた場合には、希望した職員が SCP-■■が動作をやめるまで撫で続けなければなりません。脱走が発生した場合には、機動部隊ζ-7〈ポチタマ〉が、SCP-■■が最後に目撃された場所へ出動しなければなりません。

説明:


SCP-■■-Jは美しいネコです。この種の多くの個体と同様に、箱座りをすることができ、1日あたり自身の体重の2倍の量のキャットフードを食べます。
SCP-■■-Jの異常特性はマタタビと接触することになった場合必ず発生し、それにより自身を泥酔状態へと変化させます。これが発生すると必ず半径10キロメートル以内の全ての職員の顔は制御不能となり微笑み始め、多くの場合民間人に犠牲者が出ます。
加えて、多くの研究者は対象に不自然なまでのSCP-173との類似点があることを感じます。SCP-■■-Jと関係があろうと全くなかろうと、現時点では異常特性の実態は不明です。

回収記録:


SCP-■■-Jは当初ペットショップに存在しそこでおばあちゃんが太ももに温かみを得ながら読書をするために使用していました。幸いなことに、機動部隊ζ-7 〈ポチタマ〉が38名の民間人の犠牲のみで回収することができました。

補遺: 試験記録■■-1


ブロンズ博士: ヘロー?ヘロー?聞こえマスカ?よし。ワタシはドクトル・ブロンズデスこれからSCP-■■のマグロに対する反応をテストするところデス。準備いいデスカ、ドクトル・神田?
神田博士: 大丈夫です博士、試験の準備はできてます。
ブロンズ博士: よろしい!ではマグロを■■に与えます……。 ウーン、被験体は早くも試料への理解を示してイルようデスネ。
神田博士: 「被験体は高い学習能力を示した」とメモを取る。
ブロンズ博士:今被験体はワタシをまっすぐ見ていマス、まるで……ソンナ!!ワタシの膝ガ!ワタシの膝が持ってかれタ!イタイッー!イタイーーーーーーーーッ!
記録終了

事件■■-J-1を鑑み、試験は完全に中止となっています。 - O5-█